モデルハウスを購入する際の手順を確認しておこう

モデルハウスを購入する際の手順を確認しておこう

モデルハウスを購入する際の手順としては、まず住宅会社のホームページをチェックするなどして、販売されているモデルハウスをリストアップします。
次に、リストアップしたものの中から、自分たちが住みたい住宅を選定して見学の申し込みを行います。
見学の際は、断熱性や耐震性などの住宅性能や保障内容、周辺環境、治安などについて担当者の方に質問すると良いでしょう。
なお、1日にまわるモデルハウスは3軒以内に留めるのがおすすめです。
見学では数多くの情報を得ることになるので、1日に何軒もまわると疲れてしまいますし、最後の見学を終えたころには1軒目の印象が薄れてしまう恐れがあります。
見学の結果、購入したい物件が決まったら購入の申し込みを行います。
人気のモデルハウスの場合、抽選になる可能性もあるので、事前に抽選が行われるのか直ぐに購入できるのかを確認しておくと良いでしょう。
購入することが決定したら、住宅会社と売買契約を締結するとともに、住宅ローンへ申し込みます。
後は、所有権の移転が行われて物件引き渡しとなりますが、引き渡しの際は手渡しで鍵・保証書・検査済証などを受け取り、住宅ローンの手続きを行います。

モデルハウスを購入した場合の諸費用は何にかかるか

住宅展示場や分譲住宅に建てられたモデルハウスを購入できることを、ご存知でしょうか。
特に分譲住宅に建てられたモデルハウスの場合、購入して欲しいと思って設計された間取りやインテリアコーディネーターが選んだキッチンやトイレ・お風呂などの水回りの設備の豪華さそのままがついてきますし、ハウスメーカーにもよりますがコーディネートされたカーペットや家具やカーテンも付属されます。
体験したことと同じ、おしゃれで使いやすい動線が出来上がった空間に暮らすことが可能です。
また、土地を購入することなく日当たりや周辺の生活に必要な施設などの便利さを知ることも出来ますので、これからの生活のイメージを立てやすいかと思われます。
住宅展示場のモデルハウスの場合、家を建てる土地が必要となりますが諸費用といたしましてはローンを組んだ場合、どちらのモデルハウスでも同じで物件とは別に保証料も必要です。
そして火災保険の手続きや地震保険などの住宅に関わるあらゆる費用なども発生してまいりますので、余裕を持った資金繰りを計画的に立てることが重要になってまいります。

著者:森永翔太

筆者プロフィール

静岡県菊川市生まれ。大学卒業後地元のハウスメーカーに就職。モデルハウスに関する情報を発信しています。